2016-12-30から1日間の記事一覧

氷の君

薄く張った氷のように、私の表面には壁があるらしい。透明だけれど確かに存在していて、薄いくせに冷たくて固いのだとか。簡単に壊れてしまいそうで、ずっと在り続けるそれは、私の一部と言えるのか。「世間」に貼り付けられた印象なのか。 ぺたりと自分の頬…